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モンバサ

タイトル:モンバサ(Mombasa)

発売:2015年(日本語版は2016年9月)

プレイ人数:2−4人

プレイ時間:75−150分

作者:アレクザンダー・プフィスター

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フレーバー:アフリカの資源を獲得し貿易拠点を広げ、資産を増やす

メカニクス:手番制/デッキ構築/リソースマネジメント/変動相場制

 

 このゲームは15世紀から20世紀までのアフリカの時代背景を元に作成されています。

プレイヤーは投資家となり、モンバサケープタウンサン=ルイカイロの各都市に拠点を置く勅許会社の株を手に入れ、アフリカ大陸全般に貿易拠点を広げ、資産をとにかく増やしまくります。

それぞれの都市の位置関係はこんな感じ↓

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ちなみに、勅許会社とは?

勅許会社(ちょっきょがいしゃ、英: Chartered company)は特許会社とも呼ばれ、主にイギリス・オランダなどの西欧諸国で国王・女王の勅許または国家行政の特別許可状をもらい設立された貿易を主とする会社で、特に植民地獲得への貿易、植民地の経済支配の目的で作られ、そうした経済活動はリスクが大きかったので、会社設立の見返りとして経済貿易に関する独占権を与えられたもの。 wikipediaより)

つまり、植民地支配を行なっている国の勅命のもとにその地域の資源を独占し、貿易により利益を得る会社のことですね。アフリカにはダイヤモンドの鉱山が多数あり、これが貿易の要になっていたようです。

 

と、ここまでが背景。それではルールを説明していきます。

セットアップ後のゲームボードはこんな感じ。

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また、プレイヤーは各自プレイヤーボードを準備します。

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 ゲームは全7ラウンドあり、それぞれのラウンドには3つのフェイズがあります。

 

1.計画フェイズ

2.アクションフェイズ

3.次ラウンド準備フェイズ

 

1.計画フェイズ

 プレイヤーは各自、自分のプレイヤーボード下辺のアクションエリアに手札からカードを選び、裏向きで配置します。この時選んだカードがこのラウンドで使用できるカードになります。配置できるカードの数は初期は3枚ですが、ゲーム中、条件を満たせば最大5枚まで増やすことができます。どのカードをどの位置に配置するかは自由ですが、それぞれの位置はプレイヤーボード上辺の休止カード配置枠とリンクしているため、休止カード枠に何のカードがあるかを頭に入れながら配置をしていくと良いでしょう。

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 全プレイヤーがアクションカードの配置を終えたら、一斉に表向きに返します

 

2.アクションフェイズ

  スタートプレイヤーから時計回りの順に手番を行なっていきます。一度の手番に行えるアクションは次のうちどれか1つだけ。

1)産物アクション

2)拠点拡大アクション

3)帳簿管理アクション

4)ダイヤモンド商人アクション

5)ボーナスマーカー配置アクション

6)アクション終了

順番に手番を繰り返し、全員がアクション終了を宣言した時点でアクションフェイズを終了します。

1)産物アクション

 アクションエリアに置かれた産物カード(コーヒー・バナナ・綿)を使って色々なことができます。

まず、どれか1種類の産物を1枚以上選択し、選んだカードの合計価値点を算出します。

例:アクションエリアにコーヒーが2枚(価値点1と価値点3)、綿カードが1枚(価値点2点)あるとする。このとき、プレイヤーがとれる産物カードの選択は4パターンのうち1つだけ。

・価値点1のコーヒーカードのみを選択(合計価値点1)

・3点のコーヒーカードのみを選択(合計価値点3)

・1点のコーヒーカードと3点のコーヒーカードを選択(合計価値点4)

・2点の綿カードを選択(合計価値点2)

算出した合計価値点をもとに下記アクションを実行する。

カード公開エリアのカードを購入する

・会社記録トラック上の記録マーカーを前進させる(複数の会社に割り振ることも可能)

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2)拠点拡大アクション

 アクションエリアに置かれた拠点拡大カード(探検帽子)を使って貿易拠点を拡大します。

拠点拡大アクションではアクションエリアに置かれた拠点拡大カードを全て選択しなければなりません。探検帽子に書かれた拡大ポイントの合計が貿易拠点拡大に使える拡大ポイントとなります。

1アクションに拡大ポイントを用いて拡大できる拠点は一つだけです。任意の勅許会社を選択し、その会社に置かれている貿易拠点コマを使って領域を広げます。

地図上には白線で囲まれた領域があります。白線には1本線あるいは2本線が存在します。

貿易拠点コマを配置する

 まず、対象となる領域を選択する。「置きたい貿易拠点の会社の貿易拠点コマがすでに置かれている領域」、もしくは「その会社の会社拠点」と隣接する位置を選択します。すでにその会社の貿易拠点コマが置かれている領域にはコマを配置できません。

貿易拠点コマを置くためのコストを計算する

 貿易拠点を拡大するためにまたぐ白線が1本線の場合1拡大ポイント、2本線の場合2拡大ポイントが必要になります。

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会社拠点から貿易拠点コマを選ぶ

 会社拠点の貿易拠点コマは3列構成になっており、任意の列の一番上に置いているコマから順番に配置していきます。

配置後の処理

 1.領域報酬の獲得

  領域に書かれている報酬を獲得します。

 2.他社の貿易拠点コマの追い出し 

  他社の貿易拠点コマを会社拠点に戻します。

 3)帳簿管理アクション

 アクションエリアに配置した帳簿管理カードを使用します。

インク壺マーカーを帳簿管理トラック上で前進させます。まず、前提として進みたい位置には帳簿タイルが置かれている必要があります。

帳簿タイルに書かれている要求アイコンと、手元のアクションカードを比べ、条件を満たしていれば進むことができます。連続して進むことも可能です。

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また、2コインを支払えば、帳簿タイルを裏返すこともできます。裏返されたタイルは無条件で進むことができます。

最終的に止まった帳簿タイルに記載された報酬を獲得します。

4)ダイヤモンド商人アクション

 アクションエリアに配置したダイヤモンド商人カードを使用します。

ダイヤモンド記録トラックのダイヤモンドマーカーを前進させます。

5)ボーナスマーカー配置アクション

 自分のボーナスマーカーを空のボーナススペースに配置して様々な特典を得ることができます。ボーナススペースには条件と報酬が書かれており、ボーナスマーカーを配置した時に条件を満たせていれば報酬を獲得することができます。

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6)アクション終了

 全員がアクション終了を選択することでラウンドが終了します。

ラウンド終了時の処理

 1.一つの休止カード配置枠を選択し、そこにあるカードを全て手札に戻します。

 2.使用したアクションエリアのカードを全て表に戻します。

 3.アクションエリアのカードを全て、対応する休止カード配置枠にセットします。

 

3.次ラウンド準備フェイズ

 1)ラウンド記録トラックからコインを帳簿タイル公開エリアに移す

 2)カード公開エリアの補充

 3)ボーナスマーカー(&ボーナスタイル)をプレイヤーに戻す

 

全7ラウンドの処理が全て終了したら、得点計算を行ってゲームを終了します。

 ・所持資金:1コイン1点

 ・勅許会社の株による資産:持ち株数(会社記録トラック)× 株価で計算

 ・ダイヤモンド記録トラックの得点:ダイヤモンド記録トラックの数字

 ・帳簿管理トラックの得点:帳簿記録トラックの数字

以上全て計算し、最も得点の多かったプレイヤーの勝利です!

 

by coyoteBG

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